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個人事業主が引っ越しする際の手続きのメモ

ここでは主に税務署関係の提出書類について説明します。

この記事の目次(クリックでジャンプ)

必要なもの

・所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書

一応税務署に行って相談してきたのですが、必要なのは上記の一枚だけでした。
色々サイトを見てみると「個人事業の開業・廃業等届出書」や「納付書送付依頼書・預貯金口座振替依頼書」が必要だったり、他にも色々必要そうだったりするのですが、私の場合は上記の届出書だけでした。

所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書

転居等により納税地に異動があった場合、住所を有する方がその住所地に代えて居所地を納税地とする場合、住所又は居所を有する方がその住所地又は居所地に代えて事業所等の所在地を納税地とする場合、又は、居所地又は事業所等の所在地を納税地としていた方がその納税地に代えて住所地を納税地とする場合の手続です。 https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/06.htm

国税庁のHPには上記の通り記載があり、
私の場合は県をまたいだ引越しのため管轄の税務署が変更になるので、届出書が必要だったのかと思います。

書面自体は国税庁のHPからダウンロードするか、税務署に行くと貰えます。https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/06.htm

書き方

下記の通りに記入して、問題なかったです。
書面の項目2、3、5などは未記入です。

納税地は、基本的には生活の拠点となる自宅の場所を示す「住所地」です。住所地のほかに、事業を営むためのお店や事務所がある場合は、「事業所等」を選んで納税地としても構いません。「居所地」は、海外に住んでいて、日本に住所はないものの、活動場所は日本にあるといった場合に選びます。

https://www.smbc-card.com/hojin/magazine/bizi-dora/legal/practice_notification_writing.jsp#:~:text=%E7%B4%8D%E7%A8%8E%E5%9C%B0%E3%81%AF%E3%80%81%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E7%9A%84,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AB%E9%81%B8%E3%81%B3%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

住所地・居所地・事業所等については上記の通りです。
私の場合は事業所などなく、日本に住んでいるため住所地を選びました。

振替納税については、振替納税をしている場合は「はい」を選択する。
以前は振替納税に関しては、「納付書送付依頼書・預貯金口座振替依頼書」などの別の用紙が必要そうだったのですが、ここ最近になって税制改正しそれも必要なくなったみたいなので楽になりました。

提出方法

Windowsユーザーだとe-taxで手続きができるのですが、Macでは「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出」の提出が2022年5月時点では残念ながら対応していなく、郵送での対応になりました。(TELでも確認しました。)

ちなみにe-taxで提出できるかの確認方法は以下の通りです。

・申請・届出手続き>所得税関係>所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出

上記の所得税関係の箇所で「利用可能ソフト・コーナー」にe-taxソフト(WEB版)がなければ、Macでは提出できないということです。

ポイント

・返信用封筒を用意する。
・2部届出書を用意する。(控えを同封する。)

私の場合はちゃんと送付されていることを知りたかったので、返信用封筒を用意しました。届出書の控えは送付していなかったので、受領したことがわかる「お知らせ・受付書」だけが返信されました。

お知らせの下の方に「受付書」が記載されていました。

おわりに

意外と手続きが少なくてよかったです。
税制改正で徐々に手続き周りが簡素化するようにアップデートされているんですね。
なので、意外と情報が古い・かつ今後もアップデートされる可能性があるので、都度調べていったほうがいいかもしれないですね。

参考

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